2025.1.14
ウイーン歌劇場で公演中のカヴァレリア/道化師の舞台写真がこちらのページの下の方に出ています。
https://www.wiener-staatsoper.at/kalender/detail/cavalleria-rusticana-pagliacci/2025-01-15/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTAAAR1bj330NIUg13ewCrcA-8IzrzS9kAJTBO1e_q7EHfQq8y2Kd6rFWlktEqQ_aem_HXzxmgR4zbk4xzI_1EiIkA
2025.1.12
ヨナス・カウフマンがウイーン歌劇場の「道化師」公演に向けてインタビュー (ウイーン歌劇場マガジン、2025.1.11) を受けています。
ウイーン歌劇場で実近歌った「オテロ」のオテロ、「トゥーランドット」のカラフと「道化師」のカニオの違いを尋ねられ、
「いずれの役も非常にエモーショナルです。しかし感情に流されてしまう危険性という点で、カニオはオテロと似ています。カニオは単に高音が多いだけでさほど難しい役ではないですが、彼の怒りや強い嫉妬の感情は役者としての歌手を追い立て、歌い手にとって危険な水域に追い込みます。」
と, テノールがヴェリズモオペラを歌う際、音楽の激情に飲み込まれて声のコントロールを失う危険性を述べています。
またカニオを歌う難しさを尋ねられて、
「アリア "Vesti la giubba"の中で表現される脆さを伴った苦い皮肉、辛辣さと残忍さのコンビネーションが難しい。このアリアは歌手にとって様々な声楽的舞台的解釈を可能とします。」
と述べておられます。確かにパヴァロッティ、ドミンゴ、カウフマン、アラーニャなどそれぞれに歌い方が異なるのが面白いです。以前のザルツブルクでのカウフマンのカニオはどっちかというと激しい怒りの感情が勝っていると感じましたが、今回はどんな風にこのアリアを歌うのでしょう。(参考までに、オペラ解説「道化師」の最後の方に彼らの歌い方の比較を出しています)
また、「カニオのセリフや音楽には高貴さと名誉を感じる」そうで、「この人気アリアを歌う時の鳥肌が立つような瞬間を楽しみにしている」そうです。
2025.1.10
昨年11月29日に開催されたスカラ座のプッチーニコンサートの短縮版をarteで視聴することができます。完全版もありますが日本では見ることができません。2025年1月27日まで。
https://www.arte.tv/de/videos/117807-000-A/netrebko-und-kaufmann-singen-puccini/
2025.1.7
Tyrolean Festial Erlの冬季シーズンの稼働率が94%だったそうで、これは過去の冬季シーズンと比べて記録的な数字になっているそうです。(こちら)
https://www.pnp.de/nachrichten/bayern/festspiele-erl-feiern-rekord-mit-neuem-intendanten-kaufmann-17754584?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTAAAR0mnlhhDdBecPuaXp-_Dj7LjbnUxwIXbzBJhFRCr7NkXOtrilpGInfMn2U_aem_kPTnz3oPHphe1aeFh27Bnw
2025.1.4
Tiroler Festspiele Erlでの一コマ。ヨナス・カウフマンが飛び入りで歌っています。
https://www.facebook.com/reel/1346057946746889
2025.1.2
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
以下はErlでのJonas Kaufmannと指揮者のAsher Fisch。
Erlでは現在ベッリーニの「清教徒」をやっています。度々キャストチェンジがありましたが、Elviraの代役が最初はZuzana Markova、次はJessica Pratto、そのまた次はなんとLisette Oropesa。これもカウフマン効果でしょうか?